為替相場を動かした歴史に残る出来事『サブプライムローン問題』

サブプライムローン問題

FX取引が始まった1998年から、かれこれ19年が経過します。
その中でも、これまで為替相場を揺るがす出来事が起こりました。

相場を揺るがした過去の出来事を振り返ってみましょう!

今回は2007年に起きた「サブプライムローン問題」です。

サブプライムローンとは?

サブプライムローンは、2001年〜2007年に流行った住宅ローンの種類です。
アメリカの住宅ローンには【プライムローン】と【サブプライムローン】の2種類がありました。

プライムローン・・・公務員、会社員といった信用力のある住宅ローン
サブプライムローン・・・自営業や会社員1年目の信用力がない人向けの住宅ローン

※サブプライムローン該当者
★所得に対する借り入れが50パーセント以上
★過去1年間に30日間の延滞が2回以上あった
★過去5年以内に破産したもの

サブプライムローンは返済が滞る可能性が高いと判断される人たちが高い金利をかけることで
ローンを組むことができました。

サブプライムローンの問題点

サブプライムローンの大きな問題は、借金がある人や定職に就いていないアルバイトの人たちにも
ローンを組ませたことです。

当時のアメリカはバブルで不動産の価格が上昇していました。

なので、ローンを借りる人たちは、
金利が上がるタイミングで家を売ればいい。

ローンを貸す人たちは、
返済が滞ったときは住宅を売却すればいい。

と思ってローンを組ませました。

どんどん上がる家の値段に、ウハウハ状態で、サブプライムローンは大流行しました。

サブプライムローン崩壊の時

2007年夏頃から住宅価格が下落し、サブプライムローンを借りていた人は、上がった金利で家を売るつもりが、家を売ってもローンが残りました。
そして自己破産。

サブプライムローンの不良債権化が多発。同時にサブプライムローンに関わる債権が組み込まれた金融商品の信用保証の信用を失ったことで、投げ売りが相次ぐ事態となりました。
そして2008年のリーマンショックへと続きます。

ここに戦中〜戦後の住宅価格の推移のグラフがあります。
※アメリカの住宅価格のグラフ
(参照:http://3.bp.blogspot.com/_wFWqWIH-WFU/SPnTDZ-G-pI/AAAAAAAAGLw/EmInfXSfe00/s1600-h/housing_projection.jpg)

アメリカの住宅価格の推移
※クリックで拡大します

このアメリカの住宅価格指数のグラフは直近過去二回のバブルとその崩壊の傾向を参考に、今回の超絶住宅バブルがどのあたりで落ち着くのかを推測したものです。
・第二次世界大戦以降、住宅価格は緩やかに上昇。バブルはあったが長続きはせずに調整されました。
・住宅価格の底は2011年くらいです。

このサブプライムローン問題は、この後に起こる「リーマンショック」の原因とも言える問題です。

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